歯車の製造方法 加工技術 歯車加工とは?
多様な加工機械、製造設備を導入することで
様々なサイズ、規格の歯車部品を製造します。
歯車加工メーカー【有限会社 東洋歯車】は、歯切盤や歯車研削盤、マシニングセンターの設備を保持した一貫生産体制です。
少ロット(1ロット1個~)でも、全加工・部分加工でも、歯車はもちろん、機械を使って加工できるものは何でも請け負います。歯車加工業者をお探しならお気軽に音言わせください。
歯車加工技術のご紹介
高精度な優れた技術を持つからこそ、歯車以外の部品も製造可能です。
こんなもの作れるかな?などご希望をお伝え下さい。
歯車製作の価格などお見積りいたします。
熟練工だからこその品質と応用技術
長年培ってきた歯車加工の技術と、歯車づくりに携わってきた熟練の職人の手により、品質にこだわった歯車づくりをしています。
図面のある歯車はもちろん、設計図の無い歯車や製造中止部品、特殊な形状の部品等、他社で断られてしまった歯車でも現物から製造することが可能です。また、歯車加工で培った技術を活かし、歯車以外の金属加工も可能です。バネなどの金属加工が必要でしたら、ぜひご相談下さい。
歯車製造・加工の工程
歯車加工の工程をご紹介します。
- 1.設計
- 2.材料調達
- 3.旋盤加工(切削、形状加工)
- 4.ホブ盤加工(ブローチ、歯切り・切削、面取り、シェービング)
- 5.熱処理、焼き入れ
- 6.研磨、研削、歯研
- 7.検査
歯車の製造方法
歯車の製造は主に歯切り加工で行いますが、加工方法は「創成法」と「成形法」の2つがあります。
1.創生法
創生法は、歯車の歯を全体的に少しずつ成形する製造法です。先ほど説明したホブ盤を用いた加工も創生法に属します。効率よく歯車を生産できるため、量産品などの製造に適しています。
2.成形法
全体をまんべんなく加工していく創生法に対して、歯車の歯を一枚ずつ成形していく方法を成形法と呼びます。回転軸にフライスという刃物を取り付けたエンドミルなどの切削工具を使って、歯溝をひとつずつ切削していく加工です。ひとつの歯を加工し終えた後、次の歯を加工するための工作物の適切な位置調節が非常に重要になってきます。
歯車加工機・機械設備・製造方法のご紹介
歯車加工メーカー【有限会社 東洋歯車】は、工場内に様々な設備を保持しておりますので、標準歯車もオーダーメイド品にも対応できます。
歯車以外の加工もご相談下さい。
ホブ歯切盤
ホブ盤はホブ加工に使われます。歯切工具・ホブ(歯切り用刃物)を使って、歯車の創成歯切り加工を行う工作機械である歯切り盤の一種です。
歯車の溝切りは、ホブと呼ばれる特殊な形状を持つ刃で削っていく作業ですが、歯車が噛合うようにホブと歯車が同時に回転しながら溝が彫られていきます。平歯車、ハスバ歯車、ウォーム歯車などの歯車の歯切りに用いられます。
日本機械 台数 機種 モジュール 2 NDP-2 1~7 1 ND-2 1~7 2 ND-1 1~4 清和鉄工 台数 機種 モジュール 1 MS15 1~5 1 MH600 1~7 2 MS-30 1~7 1 MH-300 1~5 小型歯切盤
近年では小型の歯車の需要が高まっていることもあり、高精度かつ短期納品、低価格となると、高速回転で加工できるホブ盤が必要となります。それを実現するのが高速小型歯切盤です。
モジュールが小さいため、より小さな歯車の製造や加工が可能となっています。
浜井産業 台数 機種 モジュール 1 61SP 北井産業 台数 機種 モジュール 1 HI-PRO3A 0.3~0.7 2 8FN 0.3~2 ギヤーシェーパー
歯車の形に荒削りする工作機械です。
刃物の上下運動によって歯すじを切削して成形します。
平歯車の他、円筒形の内側に歯すじを持った内歯車、軸に段差のある歯車でホブの可動域が保持できない場合に活躍します。ただし、ギアーシェイパーはホブ盤に比べて効率があまり良くないので、平歯車などホブ盤でできる歯車はホブ盤で作るのが効率的です。
デム/イタリア 台数 機種 モジュール 2 200型 高速型 1~3 唐津鉄工 台数 機種 モジュール 1 2S 1~6 スロッター(キー加工)
スロッターとは立て削り盤ともいわれ、溝削り加工を行う工作機械のことをいいます。
水平2軸直線運動および回転運動を間欠的に行う円テーブル上に加工品を取り付け、垂直運動するラムに取り付けたバイトを使用するのが特徴です。
主にキー溝、スプライン、角孔、インボリュートスプライン等を加工します
増田機械 台数 機種 1 ストローク200MM キーシーター(キー溝加工機)
外径の大きな製品や、切削長が長い製品、キー溝の幅が広い加工など大きい製品を加工するのに適した加工方法の一つです。またキーシーターは重切削ができ、50mm程度のキー溝幅だと1回で切削する事ができます。高精度に加工されたキーシーター用カッターが上下運動し加工が行われる為、ストロークの範囲内であれば、複数の製品を積重ねて同時に加工することも可能です。
宝機械 台数 機種 1 TK60 歯車面取機
バリ取り・面取り機により、今まで手仕上げで面取りを行っていたような製品も機械で加工できるようになりますので、面取り精度が安定いたします。
バイトは、ワークの歯数、モジュール、ねじれ角、転移係数などから決定されますが、面取りの許容量によっては、多少、諸元が異なる歯車でも共用できます。
ギア製造までの流れ
お問い合わせを頂いてから梱包・納品まで、
弊社で一貫して対応致します。
お見積り・ご注文
弊社で対応可能か製作図面を拝見させていただきます。
図面がない場合は現品を拝見させていただき、対応可能か判断します。
加工内容を確認しお見積り致します。
お見積内容をご確認いただき、ご注文下さい。歯車製造・歯車加工
ご注文後、歯車の製造を開始します。
納期に関しましては、お客様のご要望に極力お応え出来るよう努力致します。
培ってきた経験と技術力を生かし、精度の高い加工を行います。納品
製品が完成しましたら丁寧に梱包し、全国どこでもご指定の場所へ納品及び発送いたします。